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Fete des Muget!
ミュゲの日~JOUR des MUGUETS~
フランスでは、この日にミュゲ(muguet すずらん)を贈る習慣があるそうです。
「Fete du Travail」(労働祭)
また5月1日はフランスでもメーデーだそう。
でも最近では、日本でも「5月1日はスズランの日」というほうが定着してきたかな?
すずらんは幸せの象徴とされていて、この日にすずらんを贈るとその人に幸せが訪れるんだとか♡
なんてロマンチックなんでしょう。
Fete des Muget!
※この記事は内容を更新し再投稿しています(初回投稿2017/5/1)
すずらんの花言葉
スズランの花言葉といえば、「幸せの再来」「幸せ」「愛の告白」「純潔」「幸福」「癒し」「平静」等、
色々ありますが、これにはそれぞれ逸話があります。
5月1日は「愛の日」
花言葉「幸せの再来」
16世紀スズランの栽培が始まったヨーロッパでは、スズランを贈る風習が生まれ、
当時の「5月1日は愛の日」とされていたようです。
花と葉で作る冠を被って男女が鈴蘭を贈りあっていたそうですよ…♪
時は1561年5月1日。
鈴蘭を贈られたフランス王シャルル9世は、
「幸福をもたらす」という花言葉感激し、毎年宮廷内の女性たちへすずらんの花を贈ることにしたそう。
このことからフランスでは、5月1日にすずらんを贈られた人が幸せになるという、
スズランを贈る風習が、令和の現代にまで脈々と続いているなんて!
なんて素敵なんでしょう♡
スズラン舞踏会
花言葉「幸せ」「愛の告白」
このころヨーロッパでは、スズランは恋人たちの出会いや幸せの象徴でもあり
「スズラン舞踏会」が開催されていたそう。
女性は、すずらんのような白いドレスを身にまとい、
男性は、ボタン穴にスズランを付けるのをドレスコードとして…。
ちなみに、女性から男性へとスズランの花を贈るのは
「愛の告白」という意味もあるそうです♡
聖母マリアの涙
花言葉「純潔」
キリストが磔(はりつけ刑)にされた時、
十字架の前で泣き崩れた聖母マリアが流した涙がスズランになったという、言い伝えがあります。
それによりスズランは、「聖母の涙」「聖母マリアの涙」とも呼ばれているそうですが、
どの逸話をとっても、根本はやっぱり「愛」なんだな~と思います。
森の守護神レオナードの神話
花言葉「幸福」「癒し」「平静」
守護神レオナード(セント・レオナール)という森の守護神が、
森の中で毒竜(大蛇)に襲われ3日3晩戦い、4日目の朝ついに毒竜を倒しました。
戦いで全身傷だらけのセント・レオナールから血がしたたり落ちた場所に、
森の精霊たちが聖なる場のしるしにスズランを咲かせたといいます。
妖精の階段
スズランはその姿から「妖精の階段」とも呼ばれているそうですよ♡
「天国の階段」「ヤコブの梯子」とも。
特に1本の茎に13倫の花がついたものは、
最高の幸福を与えてくれると言われているそう♡
鈴蘭(すずらん)というその名のとおり、
鈴のような可憐なお花は、とても可愛らしいですね♡
スズランの注意点
愛らしいスズランですが、
可憐な姿とは裏腹に、なんと「毒」があります!
花や根・茎など、全体に含まれているようですので、
間違えて食してしまう…と最悪死亡となる場合も!
(若芽が行者にんにくと似ているそう!)
切り花を活けている「水」にはご注意を!
毒が水に溶けだすそうなので、
ペットや幼児が口にしないよう配慮したり、
水の入れ替え時に周囲への水はね、特に口にする食器などがそばにある場合は注意が必要です。
また、触った手をよく洗う、
花粉にも毒が含まれるそうなので、食卓へは飾らない、
ガーデンニングでも同様に注意する、
・・・等の配慮が必要です。
春の女神が運ぶ「聖なる香り」
その香りは春の女神が運んでくる「聖なる香り」と言われています。
鈴蘭(ドイツスズラン)は香りも強く素晴らしく、
バラ・ジャスミンと並び、三大フローラルノートと呼ばれています。
愛する人にふりかけると、自分に振り向いてくれるという言い伝えもあるとか♡
さあ、すずらんを楽しみましょう♡
春の女神が運んでくるスズランの聖なる香りに誘われて
愛に想いはせ
すずらんを贈りましょうか*
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