だんだんと温かい気候になり、花々が芽吹いてくる嬉しい季節になりました。
ふと手にした地域限定切手には薔薇「ピース(Peace)」が・・・。
世界平和の願いが込められたバラ「ピース」です。
Contents
「都立神代植物公園のバラ」Tokyo Flower Greeting
地域限定切手
先日、郵便局にて素敵な切手を発見しました❢
薔薇の地域限定切手です。
もちろん、お迎えしましたよー笑
神代植物公園のある調布市や、その周辺の郵便局にて限定販売されているそうですよ!
詳しくはこちら
🔗オリジナル フレーム切手「Tokyo Flower Greeting ~都立神代植物公園のバラ~」の販売開始|日本郵便
都立神代植物公園
開園60周年の神代植物公園。(2021.10.20)
神代植物公園は、バラ園が有名ですが、広大な敷地に四季折々の花々を楽しめる空間です。
先日、大温室等にwi-fiや電源を備えたワーケーションスポットが出来きたと聞き、
「わぁ~♡ここで仕事しよっ」なんて思っている間に、現在コロナにて休園中。。。残念です。
薔薇の美しい季節には、開園しているといいな。
世界平和の願いが込められた薔薇「ピース(Peace)」
購入した切手を眺めていたら、ふと「ピース」が目に留まりました。
第二次世界大戦後の平和のシンボルの薔薇です。
20世紀を代表する品種
20世紀を代表する素晴らしい品種「ピース」は、ロザリアンの方ならおなじみの薔薇ですね!
フランスの育種家「フランシス・メイアン」の最高傑作の一つと言われ、
桃色に縁取りされたクリーム色の美しい花びら、大輪で半剣弁高芯咲き、ハイブリッドティー、
世界薔薇会議により「栄光の殿堂入りのバラ」に一番始めに選ばれた薔薇です。
当時、強く病気になりにくいピースは世界中でブームとなり、
たくさんの品種の交配親ともなっています。
第二次世界大戦後の平和のシンボル
まさに平和という意味の名「ピース(Peace)」ですが、
その生い立ちはドラマチックです。
フランスの育種家フランシス・メイアンが、母に捧げた薔薇として誕生しました。
時は第二次世界大戦中、戦禍を逃れる為に知人に託し、ひっそりと苗をアメリカやイタリアヘ。
戦時中にメイアンの手元にある苗は失ってしまいましたが、アメリカで育てられていたピースは、
ベルリン陥落のニュースを機に、1945年世界平和を願い「ピース(peace)」と名付けられたのです。
1945年に The Cornard-Pyle co. のロバート・パイル(Robert Pyle)がベルリン陥落を記念して本品種をピースと命名して発売した。彼はこの年の国際連合の初集会において本品種を持参し、『このバラ、ピースはベルリン陥落の日パサデナで開かれた太平洋バラ協会展でかく名付けられた。われわれはこの平和のバラが人々の胸に世界平和を永久に印象づけることを希望する』との言葉を贈ったという。彼は参加49カ国の各国代表の部屋にこの言葉と共に本品種を1輪ずつ届けた。 引用元:Wikipedia
戦後ピースは日本へも
戦後、このピースはGHQ将校カーマン氏がきっかけで、日本へもたらされたそうです。
この品種が日本に入ったのは1949年であった。その前年、後に日本を代表するバラ育成家となった鈴木省三は空襲で焼け残った東京のビルの一角でバラ展を開催した。これは平和を取り戻した象徴として新聞紙上でも、更に進駐軍の新聞にも取り上げられた。この展示会にサンフランシスコバラ会の会員が来訪、会場のバラを賞賛した後に「残念なことにここにはピースがない」と述べ、来年にはその花を届けることを約束、そして翌年、まだ民間の航空輸送がない中で、彼はこの品種を軍の輸送機によって日本にもたらし、バラ展に届けた。 引用元:Wikipedia
平和を願って
平和の尊さを感じています。
薔薇「ピース(Peace)」に想いはせ、世界平和を祈って。。。
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